高崎神社

2009年01月アーカイブ

オバマ大統領の誕生

 確か昨年の三月のこと、群馬正論懇話会に講師として、日本将棋連盟会長の米長邦雄氏が来県された。講師と幹事との昼食の席で、勝負師としての先生の勘では、今回の米国大統領選では、どちらが勝つでしょうか、と訊ねますと、オバマでしょうね、と答えられた。
 しかし、いざとなったら、白人としての意識が昂じて、マケインとなる可能性があるのではないでしょうか。と返しますと、マケインはマケですよ、とのこと。その予想は的中する結果となった。
 リーマン・ブラザーズの破綻を引き金にして、米国は経済危機に陥った。米国民は、この未曾有の経済危機に直面して、危機感を募らせることとなり、この危機的状況から米国が脱却することが最大の眼目となった筈である。そこで、出来上がった既存の政治家であるマケイン氏よりも、未知の政治家であるオバマ氏の可能性に賭けたのである。即ち、オバマ氏の未知の可能性に賭けざるを得なくなったのである。白人と黒人とを区分する余裕は消え失せたのである。米国の未曾有の経済危機がオバマ大統領を出現させることとなったとも言えるのである。

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